2007年6月アーカイブ

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ボルボという会社は、正確に言うと自動車メーカーではなく
飛行機だの、建設機械だの、船舶だの、宇宙技術だの、
ようするに動くものほとんどすべてを取り扱っているスウェーデンが誇る巨大企業体である。

その中の自動車部門が、突出して有名だったから特に日本においては「ボルボ=車の会社」というイメージになっている。


ボルボの車は、昔っから頑丈であるころが最大のセールスポイントで、「カーステレオのついた戦車」とか「快適な装甲車」とか言われ、「オカマ掘られたら、むこうがグシャグシャになった」などの都市伝説に事欠かない。そんな車だった。そしてその頑丈さを物語るこのゴツいデザインは、そのまま同社の頑固なまでの職人気質的矜持を物語っていた。

日本からの業務提携も盛んで、日産ディーゼルや富士重工などお互いフィードバックし合いながら、無骨に無骨な車を開発し続けていたわけだが、90年代末の世界的な自動車業界再編の流れで、何をとち狂ったのかフォードに自動車部門が売却されてしまった。

欧州の寒々とした工場で頑固に車を作っていた会社が、たとえばフォルクスワーゲンとかルノーではなく、アメリカのよりによってフォードに買収されたときはきっと徹底的な合理主義と採算最優先主義にボルボは飲み込まれて行くと、業界内では悲観論が湧き上がった。それはそれでフォードに失礼な話ではあるよなあ。

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富士重工に至っては、ボルボとの業務提携解消の検討に入った(のちに見送り)そうだから、もうすっかりフォードは車の世界における悪の帝国扱いである(当たらずも遠からずだが)。案の定、グループ共通のフォーマットを使用した車作りになったボルボは往年の雰囲気を失い、途端にバタ臭いラグジュアリーカー路線になると、2002年にさらにフォード主導の設計部門再構築により、いわゆるボルボらしさは完全に払拭されてしまった。

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フォードは買収した会社を、PAG(Premium Automotive Group)という組織にまとめて事業展開していて、日本においてボルボはPAGインポートという会社の中の一部門としてボルボカーズ・ジャパンという名前で、さもボルボの日本支社のような表現で宣伝されているが、実はもうボルボカーズジャパンという会社はすでになく、販売戦略上名前を残しているだけである。

まあオンザエッジがライブドアを買収して、社名だけ残しておいてるようなものか。


ブガッティというメーカーは元々フランスのメーカーなのだが、98年にフォルクスワーゲン(以下VW)が、その商標権を買い取ったため、事実上のドイツの会社ということになる。しかしブガッティのブランドのためにVWは、わざわざフランスのドイツ寄りにあるストラスブールに、Bugatti Automobiles S.A.Sという現地法人を作って、「フランスの会社」という体裁を守っている。まあそうだよなあ、いくらルノーの資本が入ったからって、もしも日産の本社がパリに行ってしまったら俺は自殺するだろうしな。
ブガッティ・ヴェイロン

さて、このヴェイロン。8.0リットルの排気量を持つW型16気筒エンジンは4基のターボチャージャーにより過給され、1001馬力を発生する。停止状態から300km/hまで約17秒弱。最高速度は407km/h

ブガッティ・ヴェイロン
と、ここまであっさり書いているが、W型16気筒で1001馬力である。そして、停止状態から300km/hまで約17秒弱。最高速度は407km/hである。

もう車の性能じゃありません。第二次大戦中の戦闘機だってもうちょっと非力です。

ただしこのヴェイロンは、最高速に達するまでには11km、そこからのブレーキングに500mが必要なため、最高速を出すには最低11.5kmの直線が必要になる。ちなみに燃料タンク容量は約100リッターで、407km/hのトップスピード時の燃費は
0.8km/Lなので、最高速を出した12分後にはガス欠になる。この場合の走行距離はたったの80kmである。(wikipediaより抜粋)

はいここで今、不毛だとか思ったヤツは前へ出ろ。

ブガッティ・ヴェイロン
「最高出力1000馬力、最高速度400km/hのスーパーカーを作るぞ!」と、ポルシェ博士の遺伝子がついつい言わせてしまったのか、フェルディナント・ピエヒが広げちゃった大風呂敷を畳むこと最優先で、(たぶん)予算無制限で開発されたヴェイロンは、実は売れれば売れるほど赤字なのだそうである。

ブガッティ・ヴェイロンしかし、「だったら作るなよ」などと無粋なことを言ってはいけない。なぜならば、自動車の技術の発展とは、こういう無茶から来ているのだから。

・英国産
・水陸両用車

というと、僕の世代だとロジャー・ムーア扮する007が操るロータス・エスプリSEが即座に思いつくのだが、映画に遅れることおよそ30年にしてついに英国はアレを作ってしまった。

魚雷は?ちゃんと魚雷はついてるんだろうな??

ちなみにオーナー第一号は、ヴァージングループの創設者であり、英国において「サー」の称号を持つリチャード・ブランソン氏だそうである。楽しそうに運転してるなあ。

アクアダ何年か前にすでに「D-LIVE!」という漫画のあるお話で、どんな乗り物でも乗りこなしてしまう主人公の斑鳩悟の相棒として登場し、水に陸に007へのオマージュであるかのように大活躍したアクアダだが、買うとお値段は約2800万円だそうである。
アクアダ
でもこういう車なら、決してお高くはないのかもしれない。ちなみにこのギブズ社だが、いわゆる市販自動車メーカーではなく、技術屋として、この手のノウハウのライセンスを軍などに提供している会社らしい。よって、アクアダが日本の世田谷通りを走って、混雑を避けて多摩川をザブザブと渡る光景を見ることはどうもなさそうである。残念だ。

 
フェラーリ・ディノ

往年のあのイメージを残しつつも、先鋭的なデザインでディノが復活するらしい。でもこれデザインはピニンファリーナじゃなさそう。「Ugur-Sahin」ってぐぐっても出てこなかった。ディノを名乗る限りは車体が小さいといいんだけど、これを見る限りではけっこう大きそうなイメージがある。

「エンジンはF430と同じマセラティ製V8です」とか言われたらどうしよう。360モデナみたいにおっそろしくデカいブレーキキャリパーにいやな予感がするぞ。

フェラーリ・ディノ
ディノ206、246GTのウリは小さかったことなので、5ナンバー並みとは言わないけど極力小さく仕上げて欲しいなあ。まかり間違っても「ディノ456GT」というのは勘弁して欲しいのだ。

デッサンの状態と重ねてみると、リアのオーバーハングをぶった斬ったり、ドアの曲線を補正したりしてるのがわかる。このドアどこかで見たことがあると思ったらトヨタ2000GTみたいに見えないこともない。

フェラーリ・ディノ
あまり大きくしてしまうとコルベット・スティングレーみたいになってしまうリアヴューだが、これはかなり楽しみなデザインではある。近年のフェラーリの中で「デザイン見てもがっかりしなかった」珍しい車なのだ。もちろんデザインがかっこ悪くても、実際登場すると実に美しい車は多いし、モデナなんかまさにその好例だったけど、430なんかデザインかっこ悪かったし実車もエンツォをみっともなくしたようなリアが致命的だった。(ちなみにエンツォも僕はそう美しい車とは思わないのだが)

これが発表になったら今度はデイトナかなあ。バイオエタノールだか何だかしらんけど、やっぱりフェラーリには時代に逆行するような12気筒エンジンの車を平然と作って欲しいのだ。

BatPod

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バットマンの乗り物らしい。
実に曲がりづらそうだ。
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