日産GT-R~どこも触るな・何もいじるな・誰もが金払え~

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日産GT-Rカラーヴァリエーション

さて、東京モーターショーで、ついにその全貌が明らかになったGT-Rだが、カラーヴァリエーションも発表され、いよいよ発売のはこびとなった。

GT-Rのカラーには伝統的にガンメタリックが用意され、まずガンメタありきで、加えてそれ以外のカラーも用意してますよって感じなわけだが、ざっと見る限り今回は赤が良さそうな気がする。

価格帯はおおむね800万というから、今から20年前に発表されたホンダのNSXとほとんど同じであり、時代の流れによる技術の進歩をかんがみれば、この時代にこの価格はほとんど破格と言ってもいいんじゃないだろうか。

3.8リッターV6ツインターボのVR38DETTの心臓は、6400回転で480馬力という強烈なパワーなのもさることながら、低負荷走行時でも40.0kg-m(!!)のトルクを発生するというから、ケンカっ早い力自慢ってとこか。

エアバッグを装着した状態の車重は約2トンで、これはこのクラスならまあ許容範囲だが、あまり振り回して乗るタイプの車ではないことは確実である。

32Rは、扱いによっては峠なんかもグイグイ走れる車だったが、これは完全な「直線番長」仕様の車なんだろうか。




日産GT-Rパドルシフト


あと、10/18の記事で、「新GT-Rはパドルシフトじゃない」と記述したが、ちゃんとありました。そうだよなあ、ないわけないよなあ。

マグネシウム製のシフトレバーは、ポッキリいっちゃいそうな360モデナのそれに比べて実に無骨である。ただ、僕みたいに手が汗っかきの人間には滑りやすいかもしれないが。

 

VR38DETT

これがVR38DETT。
なんだか辺境の惑星に住む凶暴な怪獣のように、見るからに恐ろしげで異様な形をしたエンジンである。ターボチャージャーはエキゾーストマニホールドと一体式のものが2基載せられている。



gtr_sha.jpg
ボルグ・ワーナー製シックスプレートデュアルクラッチの直結制御により、アクセル操作だけで駆動力をコントロールできるというトランスミッションは、エンジンの後ろではなく車体の後ろに配置され、前後重量配分のバランスを取っている。

しかし、現在の日産の技術を全部突っ込んだというだけあって、今までのどの車とも共通点がほとんど見出せない「異様な」作りである。



さて、今回ゴーン社長が提唱した「誰でも、どこでも、どんなときでも乗れるGT-R」なのだが、これは運転の力量を問わず、どんなコンディションの路面でも、用途を問わず乗れるという、「全方位型スーパーカー」を作ったということなのだろうと思うし、それは成功したのだろうとも思う。

ただ一つ、どうしても許せないのが、従来のGT-Rにあった「改造はいけませんよぉ、ここをこうしたらこうなるようになってますけど、でも改造はいけませんよぉ」という、本音と建前の使い分けメカニズムではなく、完全に改造を拒否しているのである。

特にタイヤのインチアップをさせないためのこの処置は、頑固過ぎないか?新型GT-R整備一覧表車体下部に空気整流のために取り付けられたアンダーカバーを、取り外さないと何にもできないということらしい。つまりオイル交換もディーラーでやらなくてはいけないし、しかも25.000円って何だそりゃ!!あと車検もそうだ。たとえばユーザー車検をやったとしたらこのクラスなら重量税と検査手数料と自賠責でもだいたい9万くらいに収まる計算だが、GT-Rの場合、このアンダーカバーの脱着のためディーラーへ持ち込まないといけないらしく、持ち込んだ時点ですでに20万。

タイヤ交換に至ってはホイールからはずすときはタイヤをカットしなければいけないようになっているらしく、スタッドレスを買うときはホイールも抱き合わせで買わなくてはいけないし、ホイールをサマータイヤとスタッドレスで兼用するとリムに傷がつくという。

これは非難の声があがるんじゃないだろうか。
少なくとも、「誰でも」の敷居が高すぎる。

それでも欲しいんだけどね。

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このページは、kanazoが2007年10月27日 11:21に書いたブログ記事です。

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