2008年7月24日アーカイブ

さて、正式に「ロータス・イーグルプロジェクト」から、「ロータス・エヴォラ」と命名されたこの車だが、いわゆるエボラ出血熱の「ebola」ではなく、ユネスコ世界遺産であるポルトガルの「evora」であるから、発音は「エヴォラ」なのか「エヴォーラ」なのか「イーヴォラ」なのかは現時点では不明である。とりあえず本文中ではエヴォラと読んでおく。

ロータス エヴォラ
ロータス エヴォラ
とにかくでかいボディである。サイドの絞込みがかなりきつくなっているのはエリーゼ以降のお家芸なのだが、今回ホイールベースを伸ばしているからその分細長い車に仕上がっているんだけど、これ曲がるのかなあ。

それよりも2+2にするならこのサイドの絞込みは厳しくないだろうか。車重は1350kg。うーん…。ちなみにこの車のプラットフォームはVWと共同開発して1800kgまで耐えられるように作ってあるというから、間違いなくコンバーチブルタイプへ派生すると思われる。


ロータス エヴォラ

エンジンはトヨタの3.5リッターで280馬力ってことは、2GR-FEを載せるらしく、これはエスティマなんかに載っているのと同じものである。写真で見る限りでは横置きなのだが、トランクルームの確保とまっすぐ走らせるためのホイールベース延長なのだとしたら、フェラーリの360モデナと同じ発想である。




ロータス エヴォラうーん、後部座席の写真がないから判断つかないんだけど、大人が二人乗れるようなパッケージになってないことだけは断言できそう。
それと今回公開されたモデルは左ハンドルであるから、完全にターゲットはEUとか北米とかの海外市場だろう。まあエリーゼだけでは安定した利益はあげられないんだろうから仕方ないけど。

ただ、全体から伝わってくる中途半端さと気になる。特に車重とエンジンのチョイスが問題ありだ。もともとロータスの車は代々エンジンはしょぼいのを載せている代わりに、卓越した車体の軽さが運動性能を跳ね上げていたわけだから、このサイズでしかも2+2となると、かなり退屈な車になってると思わざるを得ない。

だいたい4人乗り市場向けの車を作りたかったのなら、コルティナ・ロータスみたいな超軽量FR車でも作れば良かったのに、今までのロータスにない物を求めたらよそからの中途半端な寄せ集めになりましたって感じの車になってしまったのが、このロータス・エヴォラってとこだ。

ロータス エヴォラ
「2008年はロータスの創業60周年だ。同じ年にエボラという、ロータス・レインジにとってファンタスティックな新型が追加される。エボラはロータスのコアバリュー:軽量化と効率化によるパフォーマンスを体現している。コリン・チャップマンも承認してくれると思う」
グループ・ロータスのマイク・キンバリーCEO談

いやー!!そりゃ「死人に口なし」ってもんだと思うぞ。

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