2008年9月アーカイブ

多少手を加えてみましたが、相変わらず行きづまっております。
いったいどうしたものか…。

目下快調に行きづまっております。

ヤマハ・テッセラクトEUの排ガス規制が厳しくなってきたとき、インジェクションや触媒で何とかするメーカーもある中、バイクに関して日本メーカーはさっさと逃げ出したが、真っ先にに逃げ出したのがヤマハである。「2ストのヤマハ」なんて称号なんか惜しみもなくかなぐり捨てて。一流たるもの逃げ足も大事ということですね。

まあその時期から乗り物の世界ではエコという言葉がしきりに意識されるようになり、やがて「ハイブリッド」を標榜する駆動形式が台頭してくることとなる。

ところでヤマハという会社は、グループ各社の製品がどれもこれもデザインが最高にかっこいいという特徴がある。それは乗り物に限らずオーディオ関連からシンセサイザーやIT関連商品に至るまで、とにかくかっこいいのである。
このかっこよさはスズキが何年に一度見せる突飛な「飛び道具的禁じ手」にも似たひらめきではなく、社是として「かっこよさ」を重んじているかにさえ思える。

ちなみにこのデザインの洗練さというのは(特に近年の)ホンダがもっとも不得意とする分野なのだが。
ヤマハ テッセラクトそこで2007年の東京モーターショーにヤマハが出品したこのテッセラクトだが、「Tesseract=四次元立方体」の名前の通り、スクエアなデザインのゾイドみたいな四輪バイクである。2005年のモーターショーでスズキが出したストラトスフィアが、あくまでバイクの進化のツリー上にあるのに対して、こちらは四輪でバイク的乗り方をさせる方を選択したことになる。

テッセラクトの最大の特徴はコーナリング時に人間の乗るシート部分がバイク同様内側傾斜する点にある。

ヤマハ・テッセラクト
この時点でいわゆる四輪バギーとは違うのと、内輪が下に外輪が上にリーンする構造はこれまでもあったが、テッセラクトの場合前後ともにこの動作を行う。たぶんアームロックシステムもあるだろうから、停車時には自立もできるだろう。

エンジンは水冷Vツインとモーターのハイブリッド形式なんだけど、これはどうなんだろうなあ。エコに配慮したというよりは、「単に加速が凄いからモーターにしました」ってのが本音なんじゃないかと邪推してみたくなる。

ヤマハ・テッセラクト

それと四輪のキャンバースラストがどれくらい効くのかわからないのだが、乗り味を四輪に近づけるにはロールセンターの重心を上げることとなり、そうすると振動がどうなんだろうという疑問も残らないでもないのと、法的にも今後こういうバイクがどう分類されるのかも不明だ。

ただ、このあと何かに変身しそうなデザインは最高にかっこいい。このかっこよさこそがヤマハスタイルなんだなあ。

ダッヂ・トマホーク


おまけ:
排ガス規制とかそういうの言い始めたら
暴動が起きてしまう国で生まれた4輪バイク
タイトルヘッダを作り直そうと思って久々にFlashを開いたんだけど、ここまで作った時点で何も思い浮かばなくなった。

うーむセンスないなあ俺。

こうして見ると、プラモデルみたい。
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不覚にも笑ってしまった。
デフォルトで登場する車はセリカとデルタだったのだが、モードセレクト画面でXYZYXの順にボタンを押すという隠しコマンドでストラトスが出せることを知って狂喜し、挙句の果てにはさらにXY同時押しでLAKE SIDEコースが出ることを知ってからはもう廃人同様に毎晩徹夜でやってたっけな。
42馬力だそうである。
片方しかフロントサスのないベスパになんてことをするんだ。
怖くて乗れんわこんなの

NISMO400RNISMO=Nissan Motorsports internationalなわけだが、1982年の会社発足以来ニスモはその名に恥じず、モータースポーツ寄りパーツを開発し続けている。
R32GT-Rのレースにおける破竹の快進撃はニスモのブランドイメージを高めて、規制緩和によって車検が通り易くなり有象無象の「コンプリートカー」が各ショップが出し始めると、威風堂々の後出しジャンケンでR33GT-RのコンプリートモデルNISMO400Rなんて化け物を出したりしていた。

NISMO R34GT-R Z-Tune

これはチューニングショップと呼ばれる、言わば「他人のフンドシ」で相撲を取っていた人たち相手に本気で相撲を挑むような大人気ないと言えば大人気ないやり方ではあったのだが、とにかくNISMOは日産車を化け物にするのは自分たちであるという矜持すらもって、母体の日産が傾こうがなんだろうが、化け物作りに邁進してきたわけである。



R34GT-RのコンプリートモデルであるZ-tuneに至っては、ボディのガワを全部はずしてスポット溶接から始めるなんていう偏執狂じみた作り込みだ。しかもこの車の登場はR34が排ガス規制に敗れて生産中止になってからであり、Z-tune生産中止の理由が「状態のいい中古車が手に入らなくなったから」というから、日産が大人の事情ならこちらは職人気質圧勝である。てやんでい。

もともとスポーツカーへの逆風の中生まれたR34の生産中止以後、日産は長い冬の時代をつまらんハンパな車を作りながら小銭を稼ぎ、NISMOはこれまたマーチのコンプリートカーなんて大型チョロQみたいな車を作って生き抜いて来た。

gtr1.jpg
R34GT-Rが消えてから約5年ぶりに、出るぞ出るぞと言われて満を持して登場したこのR35GT-Rは、チューニング面でメカニズムにブラックボックスが非常に多い車である。とにかくタイヤ交換すらディーラーにやらせようとする大人の事情バリバリのスーパーカーで、自分のふんどしで他人に相撲を取らせる気はないという大人気なさは、今回ニスモよりも日産の方かもしれない。

NISMO R35GT-R
明らかに「NISMO優先」のブラックボックスなわけだが、ニスモはニスモで「日産車バケモノ屋敷」の名に恥じず、その優先権を遠慮なく行使して、5年分のストレスを一気に吐き出すかのようにきっとR35を粉々に分解してパーツの再検証をしているのだろう。

そうして早々と出てきたのが、このR35用オプションパーツNISMOクラブスポーツパッケージで、愕然とするのはその価格だ。


NISMOクラブスポーツパッケージ



これと

 

 

NISMOクラブスポーツパッケージ






これに





カーボンバケットシートがついてなんと5.460.000円!!!
くれぐれも申し上げますがパーツ&工賃のみの価格です。

NISMOクラブスポーツパッケージ
価格までバケモノになってしまいましたが、
金利はジャパネットたかたが負担してくれるわけないのは言うまでもありません。

偉大な日産が技術の粋を集めて復活させた今度のGT-Rはゴーン社長自らが「スーパーカーである」と自画自賛するにふさわしい本当のスーパーカーなのだが、どうも何か今ひとつ走りから「獰猛さ」みたいなものが伝わって来ない。

もちろんポルシェの911とゼロヨンやっても、初速でわずかに劣る(911はマニュアルなので7000回転ミートが可能なため)ものの、最終的には遜色のない走りをするし、32から34に至る平成GT-Rの中では最高峰の車なのだが、どうもデザインが物足りないというイメージが払拭できないでいた。

例えるなら「宝くじ当たったら欲しいけどローン組んでまでは欲しくない」と言おうか。

WALD日産GT-Rスポーツライン
そこで大阪のヴァルド・インターナショナルがやりましたこのWALD日産GT-Rスポーツライン。エアロの形状とか内装にカーボン使ってるとかそんなのはどうでもいい。度肝を抜いたのはリアフェンダーがブリスターフェンダーではなくリベット打ちされたオーバーフェンダーであること。この21世紀に昭和持って来たか。

しかもこのオーバーフェンダーを良く見るとリア側に熱逃がしのダクトがついている。どんだけ熱持つんだよこの車のキャリパーは。
まあでもこんなにでっかくて重たいボディを思いっきり走らせたり曲がらせたり止まらせたりするんだから無理もないかも。

WALD日産GT-Rスポーツライン
とにかくリアから見たこのど迫力と下品極まりないオーバーフェンダーに惚れました。欲を言えば古きよき70年代キャブターボの「がぼぼぼぼぼぼぼ」って音出して近所の顰蹙を買いたいところ。

これならローン組んででも欲しいなあ。

WALD International
エムズバンテック288GTOえーっとあまり詳しいことは申しませんが、わたくしこの車の素性を知っております。というのも、今を去ること4年ほど前に僕がいた会社の工場にこの車がレストアとチューンで入っていたから。

あのときは、形だけGTOとは言え埃をかぶって車内はごちゃごちゃで、軽く見ても数ヶ月というより数年単位で放置されている感じだったのだが、いつのまにこんなピカピカに甦ったのだろうか。


エムズバンテック288GTO
ボディのモディファイは細部に渡り行われブリスターフェンダーが再現され、ミラーもワンオフでGTOのものを取り付けてある。

ベース車は当然308GTBのクアトロバルボーレである。


エムズバンテック288GTOボディぶった切って、ベタベタとパテ埋めして、288GTOのあのボンキュッボンなシェイプを再現するだけでもご苦労さんなのだが、実はこの車それだけではない。

写真ではわかりにくい(というかわからない)が、エンジンがなんとF355のものが搭載されているのだ。しかもF1マチックである。そしてマフラーはあの会社のお家芸である可変バルブ付き爆音マフラーがついている。ほんと無茶するよなあ。


当時あそこの工場で、レストア待ちで埃だらけの車内に、あのパドルシフトのついたハンドルが転がってるのを見て、「??」と思ってたのをよく憶えているのだが、あの後可変バルブ付きマフラーまで取り付けられるとは思わなかった。

フェラーリとしては下取りのまったく無さそうな個体なのだが、でも実はこういうのを乗り潰すのって結構楽しそうだ。平気で雨の日とかに近所のスーパーに買い物に行ったりして。
うわあああカッコ悪りぃぃ!

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