うーん、後部座席の写真がないから判断つかないんだけど、大人が二人乗れるようなパッケージになってないことだけは断言できそう。それと今回公開されたモデルは左ハンドルであるから、完全にターゲットはEUとか北米とかの海外市場だろう。まあエリーゼだけでは安定した利益はあげられないんだろうから仕方ないけど。ただ、全体から伝わってくる中途半端さと気になる。特に車重とエンジンのチョイスが問題ありだ。もともとロータスの車は代々エンジンはしょぼいのを載せている代わりに、卓越した車体の軽さが運動性能を跳ね上げていたわけだから、このサイズでしかも2+2となると、かなり退屈な車になってると思わざるを得ない。だいたい4人乗り市場向けの車を作りたかったのなら、コルティナ・ロータスみたいな超軽量FR車でも作れば良かったのに、今までのロータスにない物を求めたらよそからの中途半端な寄せ集めになりましたって感じの車になってしまったのが、このロータス・エヴォラってとこだ。
「許さん」これがこの車に対する第一印象。まぁたボンドカーにしてもらおうと思ってるんじゃないか?今年の7月22日にイギリスで行われるモーターショーに、ロータスが出す新しい車がこの「ロータス・プロジェクトイーグル」である。ジャッキー・チェンですな。写真がこれしかないので、細かいところはわからないのだが、現時点でわかってることは、・トヨタ製3.5リッターV8エンジン搭載(ダメ)・非常に狭い後部座席がある4人乗り(ダメ)・タッチパネル制御の純正ナビやらカップホルダーがある(ダメダメ)・カーペットやフロントガラスの反響まで計算されたオーディオシステム(ダメダメダメ)・ゴルフバッグが積めるくらいトランクが広い(なんだとおおおおおおお!!!)この「ゴルフバッグが積める」という付加価値何とかならないんだろうか。フェラーリもそうなんだけど。やっぱり北米市場っていうのは、今の時代どうしても無視できないんだろうなあ。その点「ゴルフに行きたければ別にカイエンも買えばいいじゃないか」と言わんばかりに、まかり間違っても911やGT3のトランクにそんな気を使わないポルシェ様は偉大です。一生ついて行きます。そもそもロータスの一番のウリは、ライトウェイトスポーツだったわけで、古くはスーパー7から、90年代には車重わずか750kgなんて相撲取り5人いれば持ち上がりそうなエリーゼみたいな車に至るまで、徹頭徹尾「軽くてグイグイ走る」車ばかり作っているのがロータスという会社だった。時代に合わせて少しずつ車体が大きくなっていくのはある程度しょうがないとしても、2006年に復活したヨーロッパにしたって往年ほどスポーティではないとは言え、6速MT直6という「グイグイ行くぞ」な車だった。そんなロータスが、新しいプラットフォームで作った車がこんなんだと「またどこかに買収されたいのかな」とか思いたくなるのだ。
どうせならこんな感じで行って欲しかったぞ。ちなみに今回これはどうするんだこれは。
※7/22追記:
ロータス・イーグル(仮)は「ロータス・エヴォラ」という名前として正式にデビューしました。
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